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94. 匿名 2020/06/10(水) 20:52:19
映画を見終わったときは穂高が身勝手に感じてイライラしたのだけど、改めてじゃあ穂高はどうすべきだったのだろう、と考えると深みにはまった。
穂高は世界を救うために好きな子をみすみす死なせてそれで納得できるのか。
世界がどうなるかわからないけど好きな子を守りたい、という思いの強さは思慮深いとはいえないけど、決して悪ではないんじゃないだろうか。
結局、陽菜が生き残った世界でも人々は折り合いをつけて時には笑顔で暮らし続けている。
人間という生き物に対する信頼と、少年期ならではのまっすぐなパワーの凄さを感じたと同時に、何が善で何が悪なのかを決めるのは難しいなぁ、と思った映画だった。
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