『風光る』 好きな人

[429. 匿名]

セイが女性として本当に新撰組での役割を果たすなら、｢『新撰組』の子供を生む｣ことしかない、ってことなのかなー…。
沖田との子供なら単なる｢愛する人との子供｣ってことなんだろうけど、作者はそれじゃ満足できなくて、本気で｢女性が武士として『新撰組』の役に立つには｣ってことを考えたんじゃないかと。
だから沖田との子供じゃダメで、新撰組の象徴・土方の子供である必要があった。しかもそこに愛情があると｢愛する人との子供｣になっちゃうから、まるで儀式みたいに授かる必要があったんじゃないかと。
教祖様の子を授かる信者みたいな感覚なのかな…そう考えるとちょっと怖いけど、考えすぎかな。

[433. 匿名]

>>429
その考え方なら一応の意味は持たせられるかもね。
ただ食い下がらずに納得するのはセイじゃないし、いきなりレイプも土方じゃないからやっぱキャラ崩壊。

[442. 匿名]

>>429
分からんでもないな。

私、学生時代は新撰組大好きだったけど、せいぜい小説止まりで史実を文献漁ってまで深く知りたい衝動に駆られなかった。日本史的な動きとしては薄いし。

だから、｢創られた少女漫画の風光る｣として楽しく読んでた。
なんかそれを最後の最後に作者の思う生々しい新撰組像(しかも現代人が共感し難い)を突きつけてこられた感じだな。

[459. 匿名]

>>429
そういう考え方の結末もアリだとは思う。
少女マンガでなければ。

[679. 匿名]

>>429
そうだね！
その解釈ならちょっとわかる。
頑なに女として見られたくないって言ってたセイが、新撰組の血を残すことが自分にはできると思ったなら…そこに沖田の死を乗りこえる意味を見出したなら…
って土方に抱かれ、土方もセイを女として抱くってより新撰組のためにって割り切って…

って、なんかそのへんの描写を掘り下げてほしかった。そしたら感情移入できたり作品の深みがでたと思うわw

作品の厚みは、沖田の死からラストで決まったと思う。

[841. 匿名]

>>429
その考察でふと進撃の巨人の始祖ユミルと母親の肉を無理矢理食べさせられた娘のマリアローゼシーナを思い出したよ。
もしその考察で作者が描いたとしたら、セイちゃんて新撰組っていうカルト宗教の贄みたいだね。