-
1089. 匿名 2015/01/15(木) 18:37:23
中学校の社会科「公民」で習う、「公共の福祉」って覚えてる?
義務教育の内容だからみんな知ってるはずだよね。
憲法で個人の自由を保障する自由権を唯一制限できるもののことなんだけど、自由権は際限なく行使してはいけない。いくら自由が保障されているからといってみんなが好き勝手やったら社会の秩序が乱れるというわけで公共の福祉という言葉で個人の自由は制限されている。
つまり個人の自由は、社会の迷惑にならない範囲で許されているものであって、みんなの迷惑になるのであればそれはダメなんだということ。人々が自由をはき違えないように、こうして律しているんですね。
みんなに迷惑をかける個人の行動は、それは個人の自由だという言葉では片づけられないのだということです。
条例だ施設のルールだの前に、憲法でこう規定されているのですが、条例ではいいんだからとただそれだけをよりどころに我を通すか、公共の福祉とはどういうものかを自分なりに考えて自分の行動を見つめなおすか、そこにその人の人間性が出るような気がしますね。
+7
-0
削除すべき不適切なコメントとして通報しますか?
いいえ
通報する