ガールズちゃんねる

雑誌『ムー』を語りたい

165コメント2020/01/17(金) 20:43

  • 101. 匿名 2020/01/09(木) 21:35:07 

    神様の教え

    ここに愚かな女と智恵ある女のふたりがいたと想定しよう。

    愚かな者は、例えばここでオレンジを一つ買う。
    それを食べて、その美味しさを味わったとしよう。

    次の日も2こ、3こ、4こと買って、好きなだけ食べる。

    そして、「オレンジはもう、たくさんだわ」となる。

    オレンジはもう美味しくない。
    それじゃ次は、ぶどうにしよう。

    彼女はぶどうを食べる。
    飽きるまで食べる。

    次はりんごだ。
    りんごで同じことを繰り返す。
    そしてバナナ、メロン、なし、柿、…と、彼女はいつまでも繰り返す。


    ここで、その女が智恵ある者だったらどういう過程を辿るのかな。

    その女性は、オレンジに飽きたとき、「自分はなぜ、オレンジに飽きたのだろうか?」と考える。
    そして、「私は今は、ぶどうを食べたいと思っているけど、さっきのようにぶどうにも飽きるかもしれない。」という考えに至るだろうね。

    そして、ぶどうに挑戦するとき、「それなら、自分がぶどうを食べている時の心の変化を、できるだけ客観的に見ていよう。」と決心する。
    そして、ぶどうを食べていきながら、飽きるまで食べる量を増やしていきつつも、心の変化を理解していく。

    そうするとね、オレンジとぶどう、これくらいで飽きる経験は済んでしまうわけだ。

    嫌になるほどの経験は最小限で済んでしまうから、次のりんごまでいかない。
    いく必要が無いんだ。

    オレンジやぶどうがね、異性に変わっても同じだね。

    例えば、あなたの言うことを何でも聞いてくれる彼。
    例えば、有名大学卒で容姿の良い男性。
    例えば、お金持ちの実業家。

    初めに、あなたの言葉通りに動く都合のいい彼氏と付き合っていてね、
    物足りなくて高学歴のイケメンを彼氏にしたいと考える。
    それも駄目なら、金持ちの男を望んでみる。

    これと、オレンジ、ぶどう、りんごのプロセスは全く同じだ。

    お金について空想しても同じだよ。

    もし予想しない大金が手に入ったら、もし親族の遺産が手に入ったら、もし宝くじが当たったら…悠々自適に暮らせるだろう、
    楽して暮らせるのだ、マンションを買おうか、高級なクルマ、それともお手伝いさん付きの豪華な家…。
    …と、次々に心が移ってしまうプロセス、これも経験としては同じだ。

    だから、私達は、もしオレンジで心の動きを理解したならば、お金に対しても、異性に対しても、惑わされることはないだろう。


    …その時、自ずと悟り(さとり)は訪れますよ!


    急に、「悟り」、なんて言葉がでてきてびっくりしたかな?

    "くだもの"や"好みの男性"と「悟り」が、なにやらつり合わないような気がするかもしれない。
    しかしですよ、悟りとは心の動き、あるいは真我がどのようにして闇の中に入っていくかを、客観的に見て理解できる状態のことなんだ。

    いいですか。これが悟るということです。

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