-
1. 匿名 2019/12/08(日) 19:07:27
今回は、一つの水槽で多くのメスとオスが産卵行動ができるよう、水槽内に複数の産卵ケースを入れる方式を考えた。
ヒダサンショウウオは渓流に住み、石の裏側に卵のうを接着して流されないように産卵する。産卵ケースでは、この環境を再現。100円ショップで買ったプラスチックのかごに素焼きの砂利を敷き詰め、れんがを斜めに入れた。
飼育下の産卵自体が珍しいが、一つのケースにメス1匹とオス2匹を住まわせたところ、卵72個のうち71個が受精卵で、受精率は98・6%になった。同じ生息地の野外調査では受精率は78・6%。尾関さんは「水槽飼育の有効性が証明されたと思います」と話す。卵から育てた幼生は川にかえした。
この研究を9月にあった日本動物学会の小中高生部門で発表したところ、発表者のほとんどが高校生の中、優秀賞を受賞した。+402
-4
削除すべき不適切なコメントとして通報しますか?
いいえ
通報する
岐阜県山県市立富岡小学校3年の尾関将成さん(9)が、絶滅が心配されるヒダサンショウウオの繁殖に取り組み、100円ショップで買った材料を使って独自の産卵ケースを作った。このケースで飼育したところ、受精率は98・6%になった。…