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5201. 匿名 2019/11/12(火) 08:33:11
>>5134
ショーメ製のティアラの土台を使っただけで、装飾部分は一から作ったんです。
下記記事では「美智子さまのティアラ」とありますが、所有者は国ですので、美智子さんは、「使用する権利を国から与えられていただけ」です。
◆ミキモトの田居克人氏のお話では、ティアラは香淳皇后のお手持ちの皇太子妃のティアラを元に改作。
出典:up.gc-img.net
大正12年(1923)12月 皇太子殿下(昭和天皇)ご婚儀に際し妃殿下用ティアラ、胸飾調製(ミキモト装身具略史)(下)
ご成婚ティアラの誕生と継承のストーリー(田居克人)
美智子さまから雅子さまへと譲られた、ご成婚ティアラの誕生物語|話題|婦人公論.jpfujinkoron.jp1959年、日本中がわいた皇太子殿下と美智子妃殿下(当時)の「世紀のご成婚」。美智子さまの頭上で煌めいていたティアラは、その祝賀ムードを象徴する美しさでした。このとき着用されたジュエリーのデザインを手がけ...
ミキモトが下請けに出した町の名工職人渡辺弘氏が最重要工程の細工をしたようです。
「使われた大量のダイヤは明治天皇の皇后、昭憲皇太后が使われていた宝物からの転用の旧カットだった。」
美智子妃ご成婚のティアラの制作について。12年6月11日: 赤羽・散歩好きの絵描きm4s.cocolog-nifty.com美智子妃ご成婚のティアラの制作について。12年6月11日: 赤羽・散歩好きの絵描き赤羽・散歩好きの絵描き祖母から両親と、35年間介護して在宅で看取りました。@niftyが提供する無料ブログはココログ!☆ブログ内検索は上でブログ内検索キーワード検索は、上の「このブ...
なので、香淳皇后の皇太子妃ティアラを土台にして旧カットのダイアモンドをふんだんに使って作ったのでしょう。
■ティアラデザイン担当・田居克己氏インタビュー(2014年10月29日TBS Nスタより)
雅子さま、そして美智子さまがご成婚時につけられていたティアラをデザインしたのは ジュエリーデザイナー田居克己さん(談)
デザイン的に気品の高い表現をしなくてはいけないなと (補足:美智子妃殿下ご成婚のために製作された第一ティアラのデザインについて)唐草模様の変形といいますか モチーフにした 本当に私としても光栄この上ない。
■皇后陛下(皇太子妃美智子殿下)のティアラ製作にかかわった人(渡辺弘氏)
(記事著者の)師事した渡辺弘氏は一般に知られていない町の名工である。
氏の師匠は明治時代にフランスに留学して洋式の彫金技法を身につけた江戸金型師である。
その人の一番弟子が(渡辺弘)氏で、代表的な仕事は、1961年の美智子妃婚礼時のティアラである。
その時、氏は最重要工程を担当した。
工程を説明すると、プラチナ合金に穴を開け、ダイヤを入れて地金をタガネで起こしながら ダイヤに被せて固定する。
被せた地金は玉に丸める。
その後、縁とダイヤの間を片切りタガネで 帯状に削る仕上げの難作業がある。
もし、タガネ先がダイヤに僅かでも当たると、瞬時に欠けてしまう。
しかし、ダイヤからタガネが逃げ過ぎると削り残しが出て、汚く仕上がる。
だから、ギリギリの境を美しい鏡面に一気に削り上げなければならない。
使われた大量のダイヤは明治天皇の皇后、昭憲皇太后が使われていた宝物からの転用の旧カットだった。
旧カットのダイヤは原石に近い形状で真円ではない。
それゆえ、ダイヤの際を直線に揃えるのは難しい。
その複雑に蛇行する曲線を狂いなく鏡面に削るのは超人的技である。
しかも地金は、ティアラ軽量化のために、プラチナ・イリジウム合金が使われていた。
この合金は大変に硬く削りにくい。
しかし、40代で脂が乗り切っていた渡辺氏は、一気に寸分の狂いもなく鏡面に削り終えた。
おそらく、これ以上のティアラは、今後、我が国だけでなく、世界中のどの国でも絶対に作ることができない。
それ程に美智子妃のティアラは、宝飾品史上世界最高の日本人職人たちの技術が集約されている。
このティアラの仕上がりと比べると、セレブたちにもてはやされている欧米有名宝飾メーカーの品は極めてお粗末に見える。
■このティアラには後日談があった。
警察官に24時間厳重警備されたミキモトの工房で、極秘に作られていたはずのティアラが 、毎日グラフにスクープされ紙面を大きく飾った。
スクープしたのは氏の師匠の息子のカメラマンである。
公開前に撮影出来たのは、ティアラがミキモトの工房に始めからなく 、町中の無防備な工房で作られていたからだ。
この事件には各部署の責任問題が絡み、結局、許可されて撮影したことになった。
真相を知る関係者の殆どは、今は鬼籍にある。
美智子妃ご成婚のティアラの制作について。12年6月11日: 赤羽・散歩好きの絵描きm4s.cocolog-nifty.com美智子妃ご成婚のティアラの制作について。12年6月11日: 赤羽・散歩好きの絵描き赤羽・散歩好きの絵描き祖母から両親と、35年間介護して在宅で看取りました。@niftyが提供する無料ブログはココログ!☆ブログ内検索は上でブログ内検索キーワード検索は、上の「このブ...
使われたダイヤは、明治天皇の皇后、昭憲皇太后の宝飾品から外した石など、宮内庁にストックされていた大量の旧カットのダイヤだった。
旧カットと今のカットはカット面の数が全く違う。
旧カットはカット面が少ないが、おおらかな輝きがナチュラルで気+23
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5224. 匿名 2019/11/12(火) 09:22:28
>>5201
自己レス
切れてしまったので続き貼ります。
旧カットはカット面が少ないが、おおらかな輝きがナチュラルで気品があり、その柔らかな感じが私は好きだ。
対して、現代の新カットはチカチカと細かく強く輝くが、人工的で成金趣味に感じる。
ちなみに、欧州の各王家の宝冠は作られた年代が古く、当然ながら旧カットが使われている。
そのように書くと、リメイクと思われるが、それは大きな誤解だ。
由緒ある宝石は美術品と同じで、ヨーロッパの各王家でも、 宝石は持ち主が変遷しながら使われている。
美智子妃のティアラは、プラチナ合金土台から新しく制作したもので、新品と呼ぶべきだ。
まして、あれだけ立派なティアラの為に旧カットを揃えるのは難しく、皇室所蔵のダイヤが転用されたのは自然なことだ。
旧カットのダイヤは原石に近い形状で真円ではない。
だから、穴あけは回転させて切削する剣キリや菊ギリが使えない。
ダイヤ一つ一つの形に合わせて、アゴカキと呼ばれる細い丸ノミ状の道具を使って手作業で削る。
その手間のかかる作業は他の弟子たちが担当し、師匠の師匠がタガネで ダイヤに地金を被せる石留め作業をした。
それはダイヤのカット面もデサインに従って揃える、繊細な仕事だった。+14
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