親知らずを抜くことのメリット

[138. 匿名]

>>1
うろ覚えで申し訳ないけど、それを抜かなかった症例を見たことある。
その人は、そもそも自分に埋まっている親知らずがあることを知らずに30代くらいまで放置する結果になってしまったんだけど、
ある日、奥歯がぐらついているし、歯ぐきも腫れているみたいだ、しかも浮いた感じがするような？
ということで来院され、レントゲンをとってみると、親知らずがすぐ前にある奥歯の根元を圧迫しており、
押され続けたことでおそらく少し前にずれ、歯周ポケットができてしまい、そこで菌が繁殖して歯周病になっていました。確か、根っこも親知らずの圧迫により半分くらい溶かされていたような・・・

もうどうしようもない状態になっており、見えている部分は虫歯もなくキレイだったのにも関わらず、抜歯するしかありませんでした。
横向きの親知らずはちゃんと噛める歯にはならないので、将来悪さをする可能性のある親知らずはさっさと抜いておいたほうが手前のちゃんと噛める歯を守れますよ、ということなのだと思います。

抜くメリットがまったくないのであれば、麻痺の可能性を指摘してまで抜くことを勧めたりはしない筈です。
でも、何のために大変な思いをしてお金をかけてまで抜かなければならないのか、を本人が理解するのは大切なことなので、抜かないとどんなことが起こるのか？をしっかりと説明してもらったほうがいいと思います。
不安だと思うけど、陰ながら応援しています。がんばってね！

[140. 匿名]

>>138
大事なこと書き忘れた。
もちろん全員がそうなるということではなく、個人差があります。