人口12人の限界集落で起きた殺人放火事件「つけびの村」 犯人が膨らませた妄想とは
1527コメント2019/11/09(土) 17:27
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308. 匿名 2019/10/29(火) 03:43:51
>金峰の集落には、≪オキへ出る=集落を離れ、町へ出て行く≫ という言葉がある。付近の集落の者がこう話す。「オキへ出た者は、郷里を捨てた者。都会でいい思いをした奴に、山の中で耐えてきた者の気持ちはわからん」
彼が比較的、心を許したという知人の1人は声をひそめ「保見に差し入れてくれ」と、一冊の般若心経を私(記者)に託した。その男性も若い頃に集落を出、理由があり帰郷した。「殺された者の名前を聞いて、ああやっぱりな、と正直思った」と言った。
「俺みたいにひたすら下手下手に出て、ゴマすって生き続けるしかねえんだ。ここじゃあ、人間関係は上か下かしかないから。あなたがいなければ、あなたがいてこそ、って、声を掛ける。でも、そこまでやったって、向こうが挨拶を返してくるかはその時の向こうさん次第だ。でも、とにかく向こうが気づく前に、こっちから挨拶しなけりゃダメなんだ。保見はそれができなかった。ゲートボール場とかでもそいつらは彼を罵っていたよ。いろいろ噂して。だから、殺された者を見てね、ああ、やっぱりな、と思ったわけよ」さらに、「俺も、犬2匹を殺られた…」と言い、「俺だって、明日は保見と同じになっちまうかもしれねえから」とつぶやいた。
裁判所は、保見が ≪妄想≫ に駆られ、無差別殺人を犯したと断じたが、被害者は選別されていた。苛めに加担しなかった者は被害に遭っていない。
2018年、拘置所の保見に、彼がかつて住んでいた神奈川県川崎市に住む11歳の少年から手紙が届いた。授業で戦後の集団就職を学ぶ中で、保見を知ったという。保見は「金の卵」ともてはやされた集団就職世代の1人だった。
<高度経済成長を支え、今ある豊かさを創った保見さんのような人が、なぜ故郷に戻って悲しい思いをしなければならないのかわかりません。>
少年の問いに、保見はこう返信した。『私は、故郷を捨てた者とみなされた。それに気づいた時に、早く村を出るべきだった…』
夏休みに広島拘置所で少年と面会した保見は、こう言ったという。
『もしイジメに遭ったら逃げろ、逃げるんだよ。それが勇気なんだ。逃げるのは恥ずかしい事じゃない。逃げる勇気が大事なんだ。君はいい目をしている。立派に生きるんだよ。』
しかし、保見は逃げられなかった。家計を助けるため集団就職で都市圏に出た世代が戻ってきた時、故郷を捨てた「謀反者」として扱われる。それに気づいた瞬間、保見にとって「ふるさと」は地獄となったのかもしれない。+256
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321. 匿名 2019/10/29(火) 04:23:50
>>308
>オキへ出る=集落を離れ、町へ出て行く≫ という言葉がある。付近の集落の者がこう話す。
>「オキへ出た者は、郷里を捨てた者。都会でいい思いをした奴
昔から田舎では、町に出稼ぎに行くのがむしろ普通じゃないの?
この村でもきっと、子供や孫が町で稼いで実家に仕送りとかして、
それによって暮らしているお年寄りもいるんじゃない?
郷里を捨てたとか言ってる人は偏狭過ぎるし
町に行ってイイ思いをしてるとか、自分がいかに物知らずか公言してるようなものじゃん。
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655. 匿名 2019/10/29(火) 14:56:57
>>618
カーテンつけたり家にカギかけたりすると「村人達を信用していない」というサインになって苛められる。>>271や>>294、>>306、>>308など よろしければ読んで+25
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792. 匿名 2019/10/29(火) 17:25:14
>>308
保見さんの少年への言葉、この間あった教員いじめ被害者の先生が書いた生徒への手紙を思い出して悲しくなる+59
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1253. 匿名 2019/10/29(火) 23:26:41
>>308
都会に出た人を恨むなんてお門違いも甚だしい!
自分も努力して都会に出れば良いじゃないか。
その努力も出来ないくせにごちゃごちゃ言うな!+34
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