ガールズちゃんねる

独身の実家暮らし

226コメント2019/10/13(日) 12:29

  • 119. 匿名 2019/10/06(日) 16:30:50 

    女性を一個の唐揚げ弁当とする。一個の唐揚げ弁当は、こうやって君の元に来る。

    10代。
    出来立ての弁当に、男たちが群がる。唐揚げはジューシーで旨い。
    米はつやつや、サラダもみずみずしくて綺麗な色。我先にと奪い合うように、
    男たちが殺到する。貪り喰うよ、タダだしな。

    20代。
    喰いかけの弁当に、男たちが近寄る。唐揚げは少し変な臭いがする。
    米はパサパサ、サラダは萎びてきた、けど喰える所も無くはない。
    餓死するよりゃマシだと、男たちは口にする。一時の空腹を満たすよ、タダだしな。

    30代。
    残った弁当に、誰も寄り付かない。弁当は言う「どうして喰わないの?アンタ草食系?」
    既に唐揚げは骨だけ、少し残った肉は腐って蛆が湧いてる。
    弁当ガラには硬くなった米粒がこびり付き、サラダはしなびて変色している。
    使用済みの爪楊枝が落ち、鼻をかんだ後のティッシュも入っている。
    もはや弁当じゃない、残飯だ。

    でもそんな残飯に、代金を支払う一人の男が現れる。そう、それは君だ。

    一個の唐揚げ弁当は、こうやって君の元に来る。君は唐揚げ弁当の代金を支払った。
    それは何人、何十人もの男たちに、タダメシを喰わせてやったという事だ。
    男たちは皆「ご馳走様でした♪」って言っている。
    唐揚げ弁当も何故か「ご馳走様でした♪」って言っている。
    君は太っ腹な男だ。

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