-
1526. 匿名 2019/09/23(月) 23:16:40
「この一件で、いまだに他メンバーの関与疑惑が収まらないのは、そもそもこの第三者委員会の“独立性”(“第三者性”)、つまり信頼性が損なわれているからだ。たとえばジャーナリスト・竹内一晴さんの記事では、報告書発表前の段階ですでにこの第三者委員会の“独立性”に対して疑義が呈されていた」「そこでは、日本弁護士連合会の「企業等不祥事における第三者委員会ガイドライン」策定の中心的存在であった久保利英明弁護士が、第三者委員会の連絡窓口がAKS社にされていたことに対して「その時点でアウト」と述べているなど、複数の問題が早い段階で指摘されていた。報告書の発表後にも、複数の弁護士や団体がその内容を疑問視する声を挙げている。具体的には、芸能人の権利を守るために弁護士によって設立された日本エンターテイナーライツ協会(ERA)や、ヒューマンライツ・ナウ事務局長の伊藤和子弁護士がそうだ」
「批判がなされるのは、そもそもこの第三者委員会の調査報告書が事件の事実関係に特化していたこととも関係する。AKS社の運営体制についての調査もおこなわれているが、分量は多くなくその具体性も乏しい」「現在、AKS社は加害者の男性二名に対して民事訴訟を起こしているが、現実的にこれがどれほど幕引きに繋がるかは不明だ。たとえ、民事裁判の過程で他メンバーの関与がなかったとの判断がなされても、山口さんへの対応など運営体制の問題が払拭されるわけではないからだ」
「メンバーたちの仕事に帯同する現場マネージャーは、各チームの「担当マネージャー」3人のみだと考えられる。これは明らかに少ない」「AKSのマネジメント体制について大手芸能プロダクションの元マネージャーに訊いたところ、以下のような感想を述べた。「この人数だと、一人一人と向き合うことがほぼできていないのは、想像に難くありません。大手でも十数人を受け持つことは珍しくないですが、その場合は半分ほどは稼働がない売れる前のタレントであることが通例です。なので、常に稼働しているグループの十数人をひとりで面倒見るのは、事実上不可能かと思います」
「AKS社の内情については見えないことも多いが、この事件以前からファンに運営の不備(たとえば握手会のスケジュール等)をしばしば批判され、その原因が絶対的な人員不足であると指摘されてきた。また、筆者の取材でも番組出演者のメンバーが前日まで確定しないなど、AKS社のレスポンスの悪さも耳にした」
終わりが見えないNGT48問題──AKS社と第三者委員会が招いた混迷(松谷創一郎) - 個人 - Yahoo!ニュースnews.yahoo.co.jp+33
-0
削除すべき不適切なコメントとして通報しますか?
いいえ
通報する