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2959. 匿名 2019/09/14(土) 19:34:01
>>2958続き
「のぉ、ガル子。知っとるか?あの壁の鏡…マジックミラーじゃ。さっきのモブ刑事もきっとあっこからおまんが乱れちゅうとこ見とるじゃろぉな…お、中が締まったぜよ。見られてると知って感じちゅーがか。やらしいのぉ」
坂本が激しく指を動かす。彼に抱きつきたいが後ろ手に繋がった手錠がそれを許さずもどかしい。水音とガル子の嬌声がさらに大きくなった。
「あっ…あぁ…もぅ、イッちゃ…」
「おぉ!見らあれながらイくんじゃあ!!」
「ーーーーー!」
絶頂を迎えぐったりとするガル子。坂本はその様子を見ながら上着を脱ぎ、さらにベルトを緩める。
「おまんのせいでわしのここもパンパンになってしもぉたぜよ」
そう言うとガル子を抱き上げ机の上に座らせ手錠をそっと外した。
「こがんことは全部片付いてから、ちゃんとするつもりじゃったんやがのぅ…。」
「…え?今なんて…」
小さく呟いた坂本の声が上手く聞き取れなかったガル子。坂本はその質問には答えず、
「おんしのこと、わしが貰うぜよ!」
坂本が濡れた下着を外し自らの肉棒を入り口へとあてがうと、ガル子も解放された両腕を坂本の肩へ回し抱きつく。敵でも味方でも、坂本を好きな気持ちは変わらない。坂本はガル子の太ももを抱え上げると同時に肉棒をガル子に突き立てた。深く交わる身体に合わせ、2人は深いキスを交わした。+7
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2960. 匿名 2019/09/14(土) 19:35:17
>>2959続き&ラスト
「今日も順調じゃのぉ!!」
深紅の上着をたなびかせなざら坂本が上機嫌で話しかけるのは両脇に控える女2人。ガル子と陸奥。
坂本の本当の狙いは武器商人となり世界中、いや、宇宙中を飛び回ることだった。その為の利権を獲得するために警察に入り、トップシークレットの軍事機密やお偉方のプライベートな秘密を懐に潜り込んで大量に仕入れていたのだと後に坂本はガル子に教えてくれた。自らの保身のため多くの警察トップや政治家は坂本の行動に目を瞑り、晴れて坂本は自由に商売ができるようになった。
闇組織も表向き陸奥がリーダーを務めていたが、実質は坂本の采配で動いていた。陸奥だけが坂本の全ての計画を把握していたということだ。そのただならぬ絆と信頼関係に嫉妬しないでもないが、坂本とガル子の関係を告白した時陸奥が言った言葉で2人が本当に仕事上のパートナーなだけであると知りガル子は安心したのだった。
「長いこと警察から戻って来んおもっちゅうとりゃあ、いつの間にガル子とこげん関係進めおって!前々からガル子に想いを告げるんは全て成就してからじゃと言うちょったに…。もぉ少し待てんかったのかおんし!」
「あははははは!すまんかったのぉ陸奥!でもおかげで今、こがぁに幸せ感じちょるんじゃあ!のぉ、ガル子!」
これからは毎日坂本の明るい声を聞きながら一緒に生きていけるのだと胸がいっぱいになるガル子だった。〜終〜![]()
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