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335. 匿名 2019/07/10(水) 11:37:46
>>329
芥川は幼い頃に母と別れたことによる心の傷って言うより、母親が発狂したから、自分もいつか発狂するんじゃないかっていう不安の方が大きかったんだと思う
そういう不安があるところに、お友達が発狂して入院したからお見舞いに行ったら、その友達が薔薇を食べてたのね
芥川は薔薇が好きだから「自分も発狂をしたら薔薇を食べてしまうんだろうか?」ってすごいショックを受ける
そのうち体も色々不調が出てきて、医者でもあった斎藤茂吉に診てもらってたんだけど、「歯車」に出てくるような幻覚が見えるようになってきて、発狂の兆しなのかと捉えてしまう
今の医学的見地からは、片頭痛の前兆に見られるものって言われてるけど、当時は分からなかったから
そんな、発狂の不安や体の不調とかもある中で、義兄の保険金詐欺疑惑とその後の鉄道自殺の後処理、義兄家族に対する支援、その他謂れのない中傷(色んな作家の全集をまとめたら印税を一人占めした、そのお金で書斎を増築したと言われた)とか色んな心理的な負担がのしかかるわけ
芥川は晩年の作品読んだら「これは死にたいだろう」って思うし、奥さんも自殺後「お父さん、よかったですね」って声をかけたらしい
芥川自身が「ぼんやりとした不安」って表現してるように、本当に色んなことが色々複雑に絡み合ってその相乗効果で精神的に相当参ってしまった感じだと思う
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