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1566. 匿名 2019/06/08(土) 01:39:59
昼間は本当に疲れてて息子から隠れるようにソファーで寝てたらすぐにマンマ!マンマ!って泣き声がした。
ベビーサークルの中でおもちゃにぶつかりながらハイハイで私を探し回る音がした。
どうしても顔を見せる気になれなくて、かろうじて右手だけソファーのクッションの隙間から出して見せた。
「大丈夫だよ。お母さんここにいるよ」って言いたくて。
そしたら、私の右手に、小さな指が触れた。
多分今、必死につかまり立ちしてる。
指が離れたら、ウワァー!って泣いた。
マンマ!マンマ!って泣いた。
私はどうして、起き上がらないんだろうって泣きそうになった。
こんなに私を呼んでる子供をどうしてすぐに抱きしめてあげないんだろう。
かわいそうだと思った。
母親というだけで、こんなに必死で求めてしまうほど
私を好きになるようになってて、子供がかわいそうだと思った。
泣き声に私が耐えられなくて顔を出したら
捨て子にあったような悲しみに満ちた顔で泣いていた。
「あ、ここにいたんだね!さがしたよ!」と嘘をついたら
嘘なのに、嬉しくて嬉しくてしかたないって顔で笑った。
今日の悲しみがこの子の心の深い部分に小さな傷をつけていたらどうしよう…と悲しくなった。
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