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  • 7644. 匿名 2019/06/22(土) 16:48:00 

    『祖国と青年2003年2月号』に掲載された高円宮家元宮務官本多大介氏のインタビュー記事「追悼高円宮憲仁親王殿下 皇室と国民のパイプ役をお務めに」

    本多さんは宮内庁式部官を務めた後、平成5年から5年間高円宮家の宮務官としてお仕えした人です。

    本多さんが語る高円宮さま
    その1 幅広い知識と公務に対して誠実
    「殿下は、皇室と国民のパイプ役を務めておられたと思います。皇族でも上席の立場の方々は、なかなか一般の方との接点がありませんから、自由に一般の方と接せられた殿下は、皇室にとって大きな存在だっと思います。殿下は本当にいろいろな分野の方と深いお付き合いをしておられました。殿下がお亡くなりになって、私は二日ばかり弔問のお客様の応接のお手伝いに上がりましたが、本当に幅広い方々がお見えになるんです。それこそ学者から、芸術家、映画俳優―――こんな方もいらしたのかと思う方もいて、これほどの人脈を作っておられたことに本当に驚きました。それも、表面的に協会の会長をなさるとかいうのではなく、音楽についてもスポーツについても、深い知識とご自分の考え方をきちんと持たれ、選手や役員の方々にアドバイスをしておられました。音楽などでも非常に厳しい批評をされることもあり、その的確さは、専門の評論家でも「宮様の批判は鋭い」と脱帽するほどで、殿下にアドバイスをいただきたいためにお近づきになった方もいました。何事につけてもただ出席するというのではなく、必ずご自分で納得のいくまで勉強して臨まれる、というのが殿下流なのです」

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