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1. 匿名 2019/05/04(土) 20:47:16
まず、平成元年、宮沢りえがデビューした。
(略)彼女の歌は「代表作」としては見なされていなかったのだ。
ただ、当時は彼女に限らず、アイドルを目指そうとする、女の子たちの熱そのものが冷めつつあった。
そんななか「最後のアイドル」と呼ばれたのが、高橋由美子である。
平成初期にはまだ、アイドルといえば「ソロ」だったものだ。
平成9年には、広末涼子が歌手デビュー。この年の『紅白』にも出場した。2年後に初のコンサートを開いたあと、大学進学などを理由に歌手活動からフェードアウトしていったが「ひとりで歌うアイドル」の魅力を再認識させた。
しかし「ソロ」と「グループ」の関係性が逆転し始めるのが、じつは広末のデビュー年だった。
ハロープロジェクトはモー娘。の増員やらユニットの増殖といった戦略を成功させていく。こうして「アイドル=グループ」という時代が到来するのだ。
ハロプロはこの流れのなかであややという「ひとりで歌うアイドル」の逸材も送り出していた。
しかし、平成に昭和スタイルのアイドルを貫くのはかなりのストレスだったようだ。
最近のアイドルは人数多すぎのような気がします。
質の高い、一人で歌うアイドルが今後出てくることはあるのでしょうか?
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平成はアイドルの時代だった。男性ではジャニーズ勢、女性ではハロプロやAKB・坂道系が熱狂を生み、アニメの世界でも『ラブライブ!』のμ’sが異例の成功を収めた。ただ、それらはもっぱら「グループアイドル」の人気だったりする。昭和に時代の象徴とまで呼ばれた山口百恵や松田聖子クラスの「ひとりで歌うアイドル」は、ついに現れなかった。