『けもフレ2』テレ東社員SNS投稿めぐり局が謝罪 「視聴者の方々を不快にする、不適切なもの」
262コメント2019/04/23(火) 23:25
-
111. 匿名 2019/04/15(月) 23:44:21
シナリオライターのネットラジオでのけもフレ2の批評
けものフレンズ2について
・例えばアメコミやパトレイバーシリーズのように、お互い矛盾を許容させて作品をパラレルワールドとして並立させる方法もあったはず。
・かばんちゃんで12話のやりとりを描き1と完全に地続きにしておきながら、
他の部分の演出においては、いかにもパラレルワールド的な作りにしてしまっている。
サーバルやかばんちゃんの描き方もそうだし、とくに象徴的なのは「ヒトの手下」という表現。
あれは前作の理念からしたら、絶対に出してはいけなかった言葉。
あえて言わせたという裏付けがあれば別だが、不用意に出してしまったようにしか思えない。
・地続きであるのに相反するパラレル要素を入れ、どっち付かずで作ったおかげで
多くのファンに受け入れてもらえなかった結果になってしまったのではないか。
・「1の否定が2の根底にある」という感想も見た。確かに続編で前作を否定する作品もある。
ただそれは大体の作品で上手く行ってない。許容する素地があってこその前作の否定だが、
多方面にメディア展開する本プロジェクトにおいて柱となるアニメがまだ2作しかない状態で
1作目を否定にかかるというのは(作家性は置いておいて)商売としてけして良い手とは思えない。
それが悪手だと分からないほど、商売下手な人達ではないだろうに、あえて強行した点も疑問。
・色んな作品で裏にテーマを込める事はよくある。1も考察班が出るような楽しみ方をしてしまったけども、
前作の否定をしてフレンズと人間を関係性を描くという2のやり方は、どう見ても悪意しか感じない。
・前作とは地続きではないという前提で作るのなら、まだ今回の作り方も理解は出来る。
こういう形も有りだよねと。
・前作の理念は継承しないし、明確に否定する演出があったのは間違いない。
別に1のアンチテーゼはあってもいい。だが、ここにかばんちゃんを出す必要は無かっただろう。
何故、精神的に痛めつける行動に出たのか?
・よく2制作陣への批判の文脈で「たつき監督への妬みがあった」「たつき憎し」と語られる。
実際どうだったのかよく分からないが、それがあったとファンに受け取られても仕方がないと思う。
・けものフレンズというIPの今後の戦略にとって、1が出来すぎていたのは分かる。
今後、枷になりそうな様々な謎を残しつつ1の話は終わっていった。
それらを語る術を失った今、これからもコンテンツを広げていく上で1が邪魔になるのも分かる。
けれども、今作をあえて2と名乗った上で早々に壊しにかかるのは、これまで支持してくれた人達にとって誠意のある対応では無い。
・1で語った事は綺麗事で、汚い部分もあると語りたいのなら、もっとキュルルを葛藤させ成長させる必要があった。
・これからもコンテンツは続けていくようだが、強く思うのは、このコンテンツには
けものフレンズ世界全体のグランドデザイナーの存在が欠けていると言う事。
吉崎観音さんは総監督となっているが、1も含めた統括的なプロデュースが出来ているか?と言われたら全然出来ていない。
だって1でそれをやったのはたつき監督だもの。一人の突出した才能、タレントに依存しておきながら、それを含めたトータルのグランドデザインを誰もやっていないように見える。
つまり「最終的に責任を取る人物は誰か」と言うことが見えない。
・今の時代は製作者チームで表に立たないといけない人は必須だと思う。
監督やプロデューサーが今回SNS上でバトルをやってるがこういう事は絶対あってはいけない。
製作者はファンとやり取りするべきではないという考えの人もいるだろう、最低でも進行中は黙っていた方がいいという意見もあるだろう。
だが2をこういう作りにしたのであれば、統括する人物、表に立ち「顔」となる人物は必要。
○○が裏で糸を引いてるという陰謀論の的になるのは誰にとっても不幸でしかない。
・吉崎さんはだんまりを決め込んで表に出てこなくなったが、こうなってしまった以上、彼が出てきて説明すべきだと思う。
誰もが分かっているのに表に立ち「ファンに語るべき人物」が出てこない。
・皮肉にも資料的な意味、コンテンツ管理の失敗例として長く記憶される作品、価値のある作品になってしまった。
シナリオを書く側の人間としても只々哀しい。
・けものフレンズ2は制作陣にとっても悪評が今後ついて回る、悪の十字架になってしまった。+70
-5
削除すべき不適切なコメントとして通報しますか?
いいえ
通報する