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305. 匿名 2019/04/11(木) 01:16:00
紫の上は光の君との間に子どもを授かる事が
出来なくて生涯「女」でいなければいけなかったのが見ていて本当に辛かった。
他の例えば明石の君みたいに「母」になったり
三ノ宮みたいに出家して現世への執念も捨て強くなったりすることも無く、ただたた「恋人」として光の君の側に居続けた。一見聞こえはいいけど
かなり苦しい道だったと思う。
だからこそ紫の上の死ぬ間際のシーンは
涙無しでは見られなかった。何か「女として生きる事の厳しさ」みたいなのを初めて教えて貰った本でした。
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