祖父母のほのぼのエピソード

[63. 匿名]

祖父母の家には大きな縁側があって、山と田んぼに囲まれた長閑な景色を祖父と座って眺めながらお喋りするのが好きでした
秋になると縁側横の大きな柿の木に美味しい実が沢山なります
祖父がいつも取って剥いてくれては「ほれ、甘くて美味しいよ」とくれました
ある時いつものように柿を取って剥いてくれ、半分こしました
祖父がかぶり付くと同時に入れ歯が柿に挟まって抜けました
まだ幼く入れ歯の存在を知らなかった私にとって人生初のホラーでした笑

びっくりして持ってた柿を落とし、大泣きしながら「おじいちゃんのお口取れたぁーーーー！！」と居間に行きました笑