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1. 匿名 2019/02/22(金) 17:02:40
表題作は、自分を思うようにコントロールしようとする母親・佳香(寺島)の存在に小さいころから悩まされてきた女優・藤吉弓香。彼女にとって佳香はまさに「毒親」だった。佳香に反発して上京した弓香だったが、束縛から逃れられていたわけではなかった。佳香が裏で動いたことで男と別れ、大切な仕事を失っていたと知った弓香はトーク番組で佳香を告発、それが大きな反響を呼ぶ。
一方、佳香を知る周囲の人間たちから見れば佳香は、決して「毒親」などではなく子ども想いの良き母親だった。弓香の発言を聞いた佳香は、自分の人生を振り返ることになり、「子離れ」を決意するが…(「ポイズンドーター」「ホーリーマザー」)。+67
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人気作家・湊かなえ氏が、母と娘の関係を軸にしながら人間の情念をえぐり取るように描き、『第155回直木賞』候補作となった短編集『ポイズンドーター・ホーリーマザー』(光文社文庫)。集録されている全6編が連続ドラマとして映像化され、WOWOWで今夏、『連続ドラマW 湊かなえ ポイズンドーター・ホーリーマザー』として放送される。その表題作「ポイズンドーター・ホーリーマザー」の母親・佳香役を女優の寺島しのぶが演じることが発表された。