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3219. 匿名 2019/02/13(水) 00:21:35
>>3210
急性リンパ性白血病の長期生存率は、成人では15%~35%である一方で小児では約80%となっています。予後を決定する因子には年齢(若いほど予後良好)、診断時の白血球数(少ないほど予後良好)、完全寛解までにかかった時間(4週間を境に短いほど予後良好)、染色体異常(高2倍体やt(12;21)であれば予後良好、フィラデルフィア染色体では予後不良)などが挙げられます。
一般に予後不良と定義されるのは
・30歳以上
・診断時の白血球数がB細胞のもので3万/μL以上
・寛解までの期間が4週間以上
・フィラデルフィア染色体などの特定の染色体異常がある
などです。フィラデルフィア染色体は成人の急性リンパ性白血病の25%でみられますが最大の予後不良因子であると言われます。一方で小児では予後良好の染色体異常が多いです。また、小児では1歳未満、もしくは10歳以上で予後不良とされます。
子どもならともかく18だとどうなんだろうか+41
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