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1. 匿名 2018/10/26(金) 09:54:10
ハリケーンが来る前のイーストアイランドの衛星写真。
ハリケーンが去った後は、イーストアイランドから砂地が消えてしまったことがわかります。
イーストアイランドについて研究していたハワイ大学のチップ・フレッチャー博士は、地球温暖化による影響を受けて、イーストアイランドは年々面積が減っており、数十年後には海の下に沈むだろうと考えていたとのこと。しかし、たった1日で島がハリケーンによって消滅させられたことについては驚きを隠せず、「なんてことだ、島が消え去ってしまいました。これは多様な生態系を分断していたバリアの亀裂の一つです」と述べています。
フレッチャー博士が生態系への影響を危惧しているのは、イーストアイランドが希少動物の重要な住みかだったからです。ハワイにいる絶滅が危惧されているアオウミガメの96%がイーストアイランドのあったフレンチゲート礁に生息しており、イーストアイランドにはアオウミガメ全体の7分の1が生息していたとのこと。
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地球温暖化の進行による海面上昇で南国の島が消えてしまうという危険が叫ばれていますが、ハワイの離島が大型ハリケーンの襲来を受けて、たった1日で消え去ったことがわかりました。2018年10月初旬にハワイ諸島を大型ハリケーン「Walaka(ワラカ)」が襲いました。巨大ハリケーンはハワイ諸島の全土に大きな被害をもたらしましたが、北西ハワイ諸島最大の環礁「フレンチゲート礁」の中にあった無人島「East Island(イーストアイランド)」を消し去ったことが分かりました。