ガールズちゃんねる
  • 223. 実話 2014/08/17(日) 19:39:24 

    フランス、ナポレオン時代

    ジョゼフィーヌ・ボーボアルネー子爵未亡人

    夫がフランス革命で処刑され、彼女も投獄されるが釈放、後、バラーの愛人をやっていた。彼女を見たナポレオン(26)が一目惚れしてプロポーズ、この時、二人の子持ち、32歳、元々、ジョゼフィーヌは乗り気ではなかったが、愛人のバラーがナポレオンに恩を売るため、結婚を進めた。

    ジョゼフィーヌ、結婚当初は若いナポレオンに不満で、早くも若い男(少尉)を愛人にする。発覚、ナポレオン、カンカンに怒り、離婚寸前までいくが、何とか、離婚回避、で、懲りずに、また、新しい愛人を作り、また、発覚、今回はナポレオンも対抗して部下の妻を愛人にしていた。その後は、歳を取った事もあり、落ち着くが、肝心のナポレオンがジョゼフィーヌに対する気持ちが冷めていた。

    ナポレオンが皇帝即位後、ジョゼフィーヌはナポレオンとの間に子供がいないから、離婚される。半狂乱状態で、別れぬ。と、叫んだが、皇后の称号の使用、居城、年金と、ナポレオンは大盤振る舞いして、何とか、離婚させる。しかし、この離婚は、フランス国民にもフランス軍にも不評だった。曰く『陛下は神に背いた。(フランス人の多くは、カトリックで、原則、離婚を認めない。)陛下の幸運も、ここまでだろう。』『陛下は、何故、あの婆さんと離婚するのか、これで勝利の女神はいなくなった。』

    後年、ナポレオンが没落した際、ジョゼフィーヌは死ぬまで、ナポレオンの事を心配していた。

    ジョゼフィーヌが逝去した後も、ナポレオンは生きていたが、結局、ワーテルローに敗れ、セント・ヘレナに流刑となり、同地で死去する。

    最後の言葉
    「軍の先頭に立って。」
    「ジョゼフィーヌ、フランス、陸軍」

    ナポレオンは最後の最後まで、ジョゼフィーヌを愛していた模様

    ジョゼフィーヌの生涯は、不倫・浮気だらけで、結局、ナポレオンにも離婚されたが、激動の時代を生き残り、天寿を全うする事が出来た。幸福だった。と、言えよう。

    +2

    -4

関連キーワード