コンドームに穴…シャレにならない風俗嬢同士の「嫌がらせ」

[114. 匿名]

一番になったら
店の中だけじゃなく、同業者からの嫌がらせが止まらなかった。

ネット上の掲示板に悪口書かれるのは日常茶飯事で
気にもしていなかったけれど、
直接 お客さんのフリして会いに来る形での嫌がらせがとにかく頻繁で凄かった。

本名や家族の名前を出されて 殺すぞって脅されたり、
引き抜きするためにホスト風のやくざを来させて色掛けしてきたり、
ひたすら暴言吐かれたり、首絞められたり、電話や持ち物盗まれて軟禁されたり。

私がいなくなってもあんたたちが一番になれるわけじゃないし
お客さんに選んでもらえるわけでもない、って
いつも言い返して負けないようにしてた。


生活や人付き合いに疲れて 働く気力を無くしたお客さんたちが、
『また会いたいから 仕事がんばってくるね』って言ってくれることが多くて、

それは実家のために働いていても
その家族から愛されていなかった私にとって とてもありがたいもので、

自分の人生を捨てた気持ちで
空しさとともに働いていたので、
自分なんかを楽しみにしてくれる優しいお客さんたちに会いに行きたくて仕事が頑張れてた。

このひとも生きてきて辛かったんだな、ってお互いに感じ取り合って
裸と裸でそれなりに行為をして、
そのあと色々な話をすると不思議な思いやりが生まれて 心地よくなって。

そういうことのお金だけじゃない 自分にも返るありがたみを大事にしないで
キモい、臭い、めんどくさい、貧乏なやつは付きたくない、って文句ばっかり言うひとたちが嫌がらせしてくることばかり。


自分の体と性的なサービスっていう しょうもないものを高値で買ってもらう立場のくせに
欲ばかり出して 感謝も感動も持たないから お客さんに選ばれないんだよ。

性だけを買うひとはほとんどいなくて、自分を日常から 少し開放する時間を作るために来てるひとばかりなんだもの。
嫌がらせしてる人たちにはほんと、なんのためにこんな底辺にいるの？って聞きたくなる。