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過去に見た面白かった夢、変な夢

243コメント2014/08/12(火) 14:50

  • 113. 匿名 2014/08/10(日) 01:57:53 

    夢の中で私は母子家庭の少年だった。少年は叔父が大好きで、叔父の誕生日のプレゼントに画用紙でペンダントを作ろうとしたが、誤って指を切り落としてしまった。少年は仕方がなく、落ちた指を叔父にプレゼントした。
    時が経って少年は高校生になった。少年の指は元に戻っていた。夏休みの間、少年の母親は恋人と海外へ旅行に行くので、少年は叔父の家に泊まることになった。叔父の家に着くと自分より少し幼い少女が家事を行っていた。少女と少年は初対面だったのに、少女は「おひさしぶり」と少年に話しかけた。
    叔父は少年に何気なく言った。「君から貰った指は挿し木にしたよ、立派に成長して今日も元気に洗濯をしてくれている。」
    少年には意味が理解できなかったが、叔父はその後も何気ない調子で会話を進め、どうやら少年は植物であるということがわかった。
    自分が植物であるということが理解できないながらも、少年は叔父と少女と三人暮らしを始める。少女は叔父のことをパパと呼んでいた。
    三日も経たぬうちに少年は少女とすっかり仲良くなった。というのも、少女はもとが少年の体の一部であっただけあって、趣味や思考が全くと言っていいほど同じだった。一緒に暮らしていくうちに、このまま少女とずっと一緒にいたいと少年は願う。少女も「三人このままずっと家族のように暮らせたらいいわね」と少年に言った。しかし、少女が少年に対し求めるのは兄としての役割で、少年が少女に求めたのは恋人としての役割だった。
    夏休みが終わるまであと一週間というところで、少年は少女に想いを告げた。「君と恋人になりたいから兄の役はできない。」少女は寂しそうに少年に返事をした。「私、朝はパパのお母さんで、昼は娘で、夜は恋人で、毎日忙しくてあなたの恋人になる余裕なんてないの。」

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