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2695. 匿名 2018/09/17(月) 20:48:06
>>2687『岡田恵和 今宵、ロックバーで』NHKFM 9月16日(日)4
えしこ『でもさっきの話でいえば、あたしちっちゃいとき猿 猿、言われたんですよ、兄に』
岡田氏『ああそうなんだ、基本赤ん坊は結構それっぽい…』
えしこ『ううん、物心ついてからも、猿猿、言われて』
岡田氏『あ、それひどいね』
えしこ『傷ついたんですよね、それがたぶん書いてるうちに思い出されたのかなって』
岡田氏『まあ今回最初漫画家目指すじゃないですか。で、彼女が漫画家を諦める回のあたりに、あの頃のもの作りをする人と才能との関係みたいなことは、そこの描き方がいちばん朝ドラとしては珍しいなと思った』
えしこ『そうだよね?あたしもそう思う』
岡田氏『なんかあの、刺さったっていうか、ウワーッて思った』
えしこ『絶叫でしょ。ウワーッ。大丈夫か北川さんって思わなかった?』
岡田氏『僕は、うわ、朝ドラでこんな気持ちにさせられるんだって思って』
えしこ『ちょっとね、申し訳ない気持ちも、ある。枠を結構度外視して書いてしまったかも知れないですね。こういうことを朝ドラでやるっていう』
岡田氏『でもそれは、なんだろう、その朝ドラっていう実態はあってないようなもんだし、そこはまあなんとなく成功作があってそれのフォーマットと違うけど、でもそれはもう毎回みんな更新していかないといけないし、じゃないとみんな同じ穴を掘ってったら厳しいですし、どっかアップデートしていくんだと思うよ』
えしこ『あれはアップデートになったらまた…とにかく156本で長いものを書いてると、あたしはほら岡田さんと逆だから、自分の中からいろんなもん引きずり出す作業していて、じゃ一番切実に出てくるもの、人の心を打つものはなんだろうって、なんか、自然にやったものですね、あれ書く気はまったくなかったんです。あれはホントに書いてるうちに出てきた、シーンでありエピソードで、なんかどこにもたどり着いてないんですよ、あれで漫画家になれるわけでは、成功するわけではなくて辞めてくときじゃないですか。じゃなんであんなつらいことを書いたんだろうと思うけど、やっぱり自分のなかにはあれはあるんだなあと。あの書くことの楽しさとつらさっていうのがすごく切実なものとして自分の中にあって、それを書いたら人の心を打つだろうって本能的に思ってやってる…もう動物みたいなもんですよね』+11
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