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365. 匿名 2018/09/12(水) 12:41:53
境界性人格障害の方は
感情のコントロール、そこから生じる行動・衝動のコントロールがとても苦手です。
自分でも自分の感情に振り回されてしまい、どうしたらよいのかわからなくなってしまうのです。
対人関係への二極思考が出やすいです。
ある人がいい人だとすれば100%いい人、悪い人は100%悪い人になるのです。
でも実際のところ人間はかなり複雑な生き物ですから、どんなに好きな人でも嫌なところは1つくらいあるし、逆にどんなに嫌な人でもいいかなと思うところは1つくらいあるものです。
特に怒りの制御と自滅的な行動のコントロールが難しいのが特徴。
何かのきっかけでその人の悪いところが見えたときに『脱価値化』が始まります。
さっきまで完璧と思っていた相手が憎らしく、この世の悪を全部集めたかのような存在に見えてきます。
そこで怒り・衝動性のコントロールのむずかしさが出てしまうと、相手を暴言・暴力で攻撃することがあります。感情や衝動をコントロールできないからです。
神経症と統合失調症に似ている面があります。
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