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1047. 匿名 2014/07/15(火) 13:00:02
なぜ、日本の女性たちは「甘ったれた女」を目指すのか?
それはひとえに男性の要望に応えるためだと思われる。日本では自立した、毅然とした女性は敬遠される。泉直樹が行った結婚相手の条件としてもっとも重視するものは何か、というアンケートによると、男性の回答で最も多かったのが「性格」、次が「ルックス」だった。「収入」を重視するのはわずか7%に過ぎない 。 この結果から伺えることは、男性の意識は旧態依然を脱しておらず、女性はこのような保守的な男性の女性観に応えているという構図があることだ。
また、女性たちは、男性より劣位にいたほうが自分たち自身も得をするということを察知しているとも言えるだろう。 しかし、そこにはもっと大きな社会的問題が潜んでいるように思われる。
なぜフランスの若い女性たちは、男性に媚びるような着飾り方をしないのか。それは、日本のように男性に依存しなくても自立できる、自力で暮らしていける賃金が稼げる社会だからだと推測できる。 ひるがえって日本はどうか? 日本の女性は世界一オシャレである。と同時に、短大を含めた大学進学率も55・5%という高い教育水準を示している 。労働市場への参入も進み、労働人口に占める女性の割合は48・5%で、日本社会にとってもはやなくてはならない労働力である 。
ただ、これらの数字を見て、日本女性の社会進出は進んでいるというのは早計である。
女性の社会進出の度合いを示すGEM(ジェンダー・エンパワーメント指数)というものがある 。これは「市場労働への参加率」「企業管理職の割合」「学歴」「所得」の4項目について男女比を指数化したもので、100であれば男女平等となり、100未満で数字が小さくなるほど男女不平等を示す。2008年の日本のGEMは57・5。これは世界108カ国中58位、先進諸国中では最低の結果となっている。
男女共同参画基本法が成立した99年こそ38位だったものの、年々その順位は下落し続けているのである。 さらに「女性の社会進出が進んでいる」と言われるが、働いている女性の半数以上は非正規雇用だ 。一人ぐらしをする賃金水準は年収400万円といわれているが 、女性の該当者はわずか4.7%で、年収300万円でも該当者は15.4%しかいない+6
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