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1. 匿名 2018/06/12(火) 10:09:23
-伊藤さんを含め、被害を訴えた側が誹謗(ひぼう)中傷を受ける不条理も起きている。
「個人が我慢していれば周りが傷つかないのに、という『忍耐は美徳』の誤った価値観があるのではないか。私も、特に女性から批判を受けたときは、ほかのどんなに汚い言葉よりも傷ついた。でも、我慢は誰のためになるのでしょうか」
-被害者が声を上げやすい環境をつくるには。
「私の場合は何でも話せる友人の存在が大きかった。周りの支援が大切で、その中でもまず話を聞くこと。どんな場所で被害に遭っても、どんな服装であっても絶対に責めてはいけない。『あなたのことを信じる』と言ってほしい」
「近い将来、性被害を告発したことが称賛されない社会になればいいなと思う。人の尊厳という当たり前のことを話しているだけなのだから」
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自身のレイプ被害を基に、被害者を取り巻く法や支援体制の不備を訴えたノンフィクション「Black Box」を昨年出版したジャーナリスト、伊藤詩織さん(29)が西日本新聞の単独インタビューに応じ、セクハラなどの性暴力について「あなたの一番大切な人に起きたと考える想像力があれば、社会は少しずつ変わる」と語った。