-
1461. 匿名 2018/06/07(木) 18:51:45
>>1432
>>1440
イブちゃんの葬儀は盛大にやったみたいだよ
話は5月6日にさかのぼる。午前4時、ドンファンから東京のボクのところに電話があった。
「おはようございます。あのね、イブちゃん死んじゃった……」
声が沈んでいる。ミニチュアダックスフントのイブちゃんは16歳の雌犬。バツ2のドンファンと一緒に暮らしていた娘あるいは妻のような存在だった。そのイブちゃんの様子が前日の夜から様子がおかしいので、午前2時にKさんが運転する車で大阪市内の大学付属の獣医病院へ運んだ。さっちゃんも病院には同行した。だが、祈りは届かずイブちゃんは亡くなった。
イブちゃんは心の支えだった(吉田氏撮影)
電話でそのことを悲しそうに告げるドンファン。
(略)
愛犬が死んだ悲しみを紛らわそうと思っているのか、ドンファンは落ち込んだ様子を見せずに、明るい調子で「6月にイブちゃんの告別パーティーを開こうと思うが、どうでしょう」と相談された。
「あのね、6月11日にこの近くで告別式をするから。盛大にしたいのでヨッシー(ドンファンはボクのことをそう呼ぶ)は東京からテレビなどのマスコミを集めて欲しいんだ。デヴィ夫人も来るから」
5月23日にも、ボクに会いたいと告げる電話が入る。すぐにはいけない、6月1日にドンファンが東京に来る予定があるのは聞いていたので、「そのときに会いましょう」と答えると、頑なに「すぐ会いたいんだ」と伝えてくる。
「田辺に来てもらえませんか?相談したいことがありますので」
「もしかして離婚ですか?する気もないクセに」
なにせ55歳も年の離れた妻だ。普段からボクは「すぐに離婚するんじゃないの?」と軽口をたたいていた。
「いや、いや……」
なんだか歯切れの悪さが気になったが、田辺に行くかどうかは一旦返事を保留した。すると24日の午後4時にも電話が来た。ドンファンから夕方に電話が来ることは非常に稀なことだ。
「どうしたんですか?こんな時間に……」
「やはり来ていただきたくてねえ。どうですか?」
後で分かるが、ドンファンはこの電話の後、直ぐに会社に「ヨッシーが来るから」と連絡をしていたという。一体かれはなにを話そうとしていたのだろうか。この電話から6時間後、ドンファンの遺体が、自宅寝室ソファーで発見された。
紀州のドンファンが死の直前、親しい人に遺した「最期の電話」+75
-1
削除すべき不適切なコメントとして通報しますか?
いいえ
通報する
「現代ビジネス」は、第一線で活躍するビジネスパーソン、マネジメント層に向けて、プロフェッショナルの分析に基づいた記事を届ける新創刊メディアです。政治、経済からライフスタイルまで、ネットの特性を最大限にいかした新しい時代のジャーナリズムの可能性を追...