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61. 匿名 2018/04/18(水) 13:35:21
はしかのワクチンは国内では昭和40年代から接種できるようになりましたが、昭和47年9月以前に生まれた世代では任意接種だったため、多くの人が主に子どもの時に自然に感染していました。
感染すると、当時は深刻な後遺症が残ることや死亡するケースもあったため、昭和53年10月から当時1歳から6歳未満までの子どもを対象にワクチン1回の定期接種が始まりました。
その後、対象年齢を広げるなどの変更をしながら、平成18年4月にはワクチンの定期接種を1歳と小学校入学前の2回に増やし、すでに1回接種した一定の年齢の子どもたちに追加の接種も行いました。
その結果、ワクチンの定期接種は平成2年4月以降に生まれた28歳以下の人は2回接種で、ほとんどの人に免疫があるとされ、昭和47年10月以降、平成2年3月までに生まれた28歳から45歳までの人は1回接種で免疫がない人がいるとされています。
昭和47年9月以前の生まれの45歳以上の世代は、ワクチンの任意の接種を受けておらず感染もしていない人は免疫がない人もいるとされています。
一方でワクチンを2回接種した世代でも、定期接種の日に体調が悪かったなど何らかの理由でワクチンを接種しなかった人もいるとされています。
国立感染症研究所は、母子健康手帳などを確認し、2回の接種や感染した履歴が確認できなければ、ワクチンの接種を検討してほしいとしています。+28
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