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家族が癌になった方

298コメント2018/04/10(火) 12:50

  • 155. 匿名 2018/03/14(水) 03:01:50 

    私の母が13年前に肺癌で亡くしました。以前に乳がんで手術していたのに健康診断で影があると出ても大丈夫の一転張りで病院に行かずにいたら咳止めの薬を飲んでも咳がとまらなくなり、私が無理やり病院に連れて行ったらレントゲンを撮ると看護師さんや技師さんたちが慌ただしくなり、すぐさまCTを撮ると更にバタバタしだしました。

    医師に呼び出されると今から入院しなくてはならないこと。荷物を取りに行きたいと言っても拒否されました。(その時は母と私には病名と余命三ヶ月ということは内緒にされていました)

    父に「お前は仕事をやめて毎日お母さんに付いていてほしい」と言われたのでそうしました。

    毎日面会時間いっぱい一緒にいました。こっそり母のベッドに入って一緒にお昼寝したりもしました。もういい大人でしたが…

    帰るときにいつも私が見えなくなるまで病室の窓から手を振り見送ってくれていたのを鮮明に覚えています。

    母の病気は主に肺癌でしたが、脳と血液にも転移していました。肺癌は手術できる場所じゃなかったので放射線と抗がん剤治療でした。

    脳に癌があったときはキツイ言葉をぶつけられたりして良く泣かされましたが、治療で脳と血液の癌がすっかり良くなると穏やかになりました。でも、肺癌は進行するばかりでした。

    一時帰宅の時に兄に「一緒にお風呂に入れば〜(笑)」と茶化されて勢いで「入らないよ!」と言ってしまったのですが、(後日一度一緒に入浴できました。)亡くなる数日前に「あの時一緒にお風呂に入りたかった」と言われたときは何てことしてしまったんだ!と落ち込みました。

    日に日に衰えて枯れ木のように痩せこけ最後の方は寝たきりになりました。毎日辛そうにいる姿を見て寝ているときに「もう頑張らなくてもいいよ」と声をかけてしまったこといまだに良かったのかわかりません。

    最後は自宅に連れ帰りました。家についたとき嬉しそうに部屋を眺めていました。その次の日の朝に息を引き取りました。家族全員に見送られそこは良かったかな…と思います。余命は超えて六ヶ月でした。

    その頃の私は体が丈夫じゃなく、パニック障害も持っていました。母の闘病中はパニックになんかなってる場合じゃないと張り詰めていましたが、亡くなったあとはぐったりして動けなくなり、何もしてなくてもパニック発作が出たり辛かったです。

    父も体調を崩し、無理やり病院に連れていき検査をしてもらうとあと一歩で手遅れになってしまう前に病気を発見してもらい即日入院して治してもらいました。

    病気の人を看病してるときは相手のことばかりに一生懸命になりがちですが、自分の心と体のケアもしっかりしてほしいなと思います。

    長々と申し訳ありませんでした。

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