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828. 匿名 2018/03/17(土) 22:08:48
>>825
ご丁寧な返信、本当にありがとうございます
祖父の遺品の一部と祖母との最後の写真は、数年前私が靖国神社に納めさせていただきました
『ある時、祖父は身の回りのほとんどの品(着替えや愛読書)を実家に送り返してきました
所持品はごくごく最低限の着替えだけに
家族は、祖父は戻ることの無い、死を覚悟しての行動だと悟り号泣したそうです
荷物の中に幼い兄妹達に宛てた手紙がありました
この本のここが面白いとか、こういう本を読むといいよという内容だったと
まもなく祖母に会いたいとの電報が届きました
これが最後だと思い、曽祖父は列車の切符を工面するため、とにかく奔走したそうです
終戦前年に日本のほぼ端から端という気の遠くなるような距離を、祖母は空襲の脅威に怯えながら、鈍行列車に揺られ祖父と今生の別れに向かいました
写真館で夫婦で撮った最後の写真、祖母は今にも泣き出しそうな悲しそうな表情でした
同年秋に祖父は島で玉砕、1階級昇進、25歳の若さで戦死、遺骨はありません』
祖父の戦争話を長々と語り、申し訳ありませんでした
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