-
1185. 匿名 2014/06/19(木) 00:29:32
背の高いのび太みたいな弟が
旧帝大の難関学部に受かったからわざわざ帰省してイエーイとハイタッチしてたらちょうどリリリリーンと電話が。
弟が真っ赤な顔しながら「なんか中学校の時のクラスの女子からだった」とか言う。
「新聞に名前載ったから気づいたんじゃない?絶対告白でしょ。ありえないけど。」
と、呼び出され先に笑顔で送り出した。
しばらくして青い顔で息を切らして帰ってきたよ。
「…宗教だった…」
「なんか、アナタは凄い人だから偉い人達が会いたがってる、とか言われた。」「グラウンドの向こうに黒い車が停まってた」「死に物狂いで道路じゃない所を走って逃げた。」
家の鍵は弟が反射的に閉めてたけど、とにかく二人でぶるぶる震えたわ。
貰った手作りクッキーと聖〇新聞だけが手元に残り(途中で捨てる事も思いつかなかったらしい)、新聞はすぐに捨てた。
クッキーは… でももしかしたら彼女の純粋な心も入ってるのかもしれない、と思ったけど処分しました。
喧嘩ばかりの弟だったけど、のびたのウブな気持ちを穢された気がして腹がたったわ。
もうちょっとましなやり方してあげてくれ。+55
-0
削除すべき不適切なコメントとして通報しますか?
いいえ
通報する