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1. 匿名 2018/01/08(月) 13:27:46
マクドナルドと入れ替わるようにして、ハンバーガー業界2位のモスバーガーが、いま創業以来2度目の絶不調に陥っている。
2017年11月11日の日本経済新聞朝刊では、「モスバーガーが苦戦している。10日発表した2017年4〜9月期決算は純利益が前年同期比17%減の15億円だった。最高益を見込む日本マクドナルドとの差は歴然で、その背中はほとんど見えない。売りにしていた健康メニューが埋没し、安くもなく高くもない価格も客離れにつながった。3位以下の突き上げも激しいバーガー戦国時代を生き抜けるのか?」と厳しく書かれている。
以前とは大きく環境が変わった点が、「異業種」との戦いの激化だ。
マクドナルドが3年にもわたって不調だった間、モスバーガーは店舗数を伸ばすことができなかった。その理由は同業他社ではなく、異業種との競合激化だった。特に脅威となったのが、コンビニの売り上げ増大と低価格戦略である。
さらに今後、モスバーガーを脅かすであろう存在が、続々と日本展開を始めた「黒船バーガー」である。(略)
海外からの「黒船バーガー」は、「品質」「健康志向」を最大の売りにしてきたモスバーガーと、真っ向からバッティングすることになる。モスバーガー復活の道は、意外にも長く険しいものになるのかもしれない。
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昨年2017年は、ファストフード業界を激変が見舞った年だった。明暗の「明」となったのは、鮮やかな回復劇を見せたマクドナルドだ。周知の通り、日本マクドナルドは2014年秋、中国における食材供給業者の「賞味期限切れ食材」問題、中国政府による不衛生な工場の摘発というダブルパンチに見舞われた。それにより不振に陥ったところへ、2015年正月の異物混入事件がダメ押しとなって、年間349億円もの最終赤字を計上。3期連続の最終赤字となり、その間で実に全店舗数の3割に当たる1000店舗近い閉店を余儀なくされた。しかし2017年度は、過去最高益となる営業利益を叩き出す見通しで、どん底から見事に這い上がった。