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1. 匿名 2017/12/11(月) 13:27:49
“献体希望者”が増えている理由について、松村教授は「とくに東日本大震災後は、『人生の最後に人様の役に立ちたい』という登録者が増えた」と説明する。ちなみに献体者の遺族には、文部科学大臣から感謝状が贈られる。
また、“子供や孫に迷惑をかけたくない”という理由で献体する人も増えているという。
「昔と比べて“墓を守る”という価値観が薄れ、『葬儀後にお骨があると、子供や孫の負担になるのでは』と考えた結果、献体という結論に行き着く方が多い」(葬祭ディレクターの寺尾俊一氏)
遺体を解剖して火葬した後、原則として遺骨は遺族に返却されるが、引き取り手がいなかったり、返還を拒まれた場合は、大学の納骨堂などに合祀される。
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人が亡くなってからの“後始末”について、常識が大きく変わりつつある。親族や友人に葬式で見送られ、家の墓に入る──そんな“逝き方”が、当たり前ではなくなるかもしれないのだ。都内在住の会社員A氏が困惑気味につぶやく。「60歳を前に保険の見直しプランを練っていたら、妻から『高い保険料を払って死亡保障を手厚くするのはもったいない。“献体”なら火葬費用もいらないようだし、考えてみたら?』と冗談交じりに言われました。