ドラマ『アシガール』楽しみな方！part2

[274. 匿名]

今さらどうでもいいっちゃあ、どうでもいいことなんですが、前回の唯と若君の再会のシーンのこと。

若君は、ぎゅーっと抱擁してくれたけど、その心の内は言葉にしてはくれませんでしたね。

お城でも、せめて唯の写真をぼんやりと眺めながら、哀切な笛の音でも奏でててくれればよかったけど、唯にも見せたことのないような柔らかい微笑みで阿湖とうちとけあってたら、そりゃ唯のショックはいかばかりかと。

二度と会えない唯へのメッセージを込めて、羽木家と領民のために全力を尽くして生き抜こうという決心からとはいえ、若君は、もう後戻りできない一歩を踏み出してしまっていましたもんね。

唯にしてみれば、羽木家惣領としての礼なんか要らない！今だけ、最初で最後でいいから愛の言葉と無言のキスの１つも欲しかっただろうに。

しかし、あの状況で退路を断ったのにはびっくりしました。よく、あの状況で腹が決まったなと。

この先、小童に見えなくなった後の自分はどうするつもりなのか、自分の決心が、親から成敗されかかった末に今に至る若君を、さらに追い込むかもしれないとは考えなかったのかなとも。

唯は若君を思う一心からの決死の覚悟だけど、女としては捨て身の、かなり高度なテクニックだよなぁとしばし呆然としてしまいました。

NHKの健太郎さんのインタビューを読んで、えー、健太郎さんはこういう解釈なの？！とモヤモヤしたけど、今となっては「心をぐいぐいこじあけにくる唯」的な発言はなるほどなぁと思わざるを得ない展開で。

健太郎さん、感性を疑うような事を思ってごめんなさいです。