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153. 匿名 2017/11/01(水) 09:44:58
バイト先のパートの方から、仔猫が生まれたの、と聞いて、一匹譲り受けました。
クリスマスに生まれた子で、寒い寒い雪の日に、小さな箱に入ってやって来ました。
出してー出してー、と鳴くので、途中で箱を開けたら私のダッフルコートのフードにちょこんと入っていました。
帰宅したら、初めて来た家なのに、まっすぐこたつに向かい、すぐに丸くなっていました。トイレも一発で覚えて、とにかく頭が良かったです。何より、雄なのに器量がすごく良かった。
本当に美人猫でした。
名前を呼ぶと、「うるにゃ〜ん」と鈴のような声で返事をして、食べる事が大好きな子でした。お気に入りはマルハのささみ缶。寝る時はいつも布団で一緒。重くて暖かいぬくもりが布団の中にあるのが、幸せでした。
病気で、13年しか生きられなかったけど、宝物です。悔やまれるのは、晩年私は就職して実家を出ていたので、その子の臨終に立ち会えなかったことです。
急いで帰り、見たらカゴの中で毛布にくるまってまん丸に眠っているようでした。
とても安らかな顔をしていました。呼んだらまた「うるにゃ?」と目を開けて起きそうでした。父は、「悲しいからもう動物は飼わない」と言って泣いていました。
(母は、「室内でペットを飼うと、部屋が汚染される」と言っていました。)
本当に、可愛い子でした。
今でも夢に出て来ます。実家から持って行った椅子には、彼の爪とぎの跡が残っています。+43
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