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奨学金の借金1100万円、早大生の貧困と苦悩

489コメント2017/10/11(水) 23:29

  • 1. 匿名 2017/09/23(土) 10:56:43 

    奨学金の借金1100万円、早大生の貧困と苦悩 | ボクらは「貧困強制社会」を生きている | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
    奨学金の借金1100万円、早大生の貧困と苦悩 | ボクらは「貧困強制社会」を生きている | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準toyokeizai.net

    A4判の書類がある。日本学生支援機構による「貸与額通知書」。返還総額予定の欄には、利子が付かない第一種と呼ばれる貸付金が「3,072,000円」、利子が付く第二種が「8,436,847円」と、それぞれ記載されている。早稲田大学2年生のタクマさん(26歳、仮名)は卒業と同時に1100万円以上の借金を背負う。卒業後、20年間にわたり毎月約5万円を返し続けていかなくてはならない。「将来、返済が終わっている自分の姿が見えないんです。このまま大学に通い続けるべきなのか。それともこれ以上、借金が増える前に中退して働いたほうがいいんじゃないか。最近、本当に迷っています」


    ・福岡県内の地方都市で育った。物心ついた頃から父親はおらず、母親と2人暮らし。母親が父親のことを語ることはほとんどなかったが、母方の祖母が、母親はDVを受けていたことや、両親はタクマさんが生まれてすぐに離婚したこと、養育費が支払われたことは一度もないことなどをぽつぽつと話してくれたという。

    ・一方で学校の成績は抜群に優秀だった。小、中学校ではつねに学年で3番以内。中学時代、塾では特待生を通し、月謝は通常の4分の1の1万数千円で済んだ。高校は公立の進学校に合格した。しかし、半年足らずで中退。原因はやはり「おカネ」だった。

    ・その後はアルバイトなどをしながら、高校進学の際に借りた奨学金を返済。20歳近くになり、同世代の友人らが大学に進む姿を見て、ようやく自分でも大学で勉強をしたいと思うようになった。もとより母親と祖母が進学を切望していることは知っていた。予備校で成績優秀者を対象にした授業料の減額制度を利用しながら勉強して大学に合格。地元の大学も合格圏内だったが、年齢的に自分と同世代の学生も多いと思われる東京の大学を選んだ。

    ・タクマさんが大学中退を考えるようになったのは、世間を知るにつれ、莫大な借金を負って社会に出ても、労働者の4割近くが非正規雇用であることや、20代半ば過ぎの就職活動は思ったよりも厳しいといった現実が見えてきたこともあるが、こうした母親への罪悪感も理由のひとつだという。私が、母親のいちばんの望みは息子が卒業することなのでは、と水を向けてもなお、「少しでも早く母親を助けたい。卒業か、中退して働くか。今は五分五分です」という。

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