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1. 匿名 2017/09/16(土) 12:32:00
検察側は事故現場の路面状況や被害者をれき過した状況、衝撃、車両の破損状況のほか、警察官らによる実況見分、裁判所による検証などから「人身事故でないと信じるような特段の事情はない。路上に横たわっていた被害者に衝突する時点で、人かもしれないと認識できたはず」と指摘していたが、楡井裁判長は「深夜人通りのない村道で車道と歩道は明確に区分され、車道に人が侵入する可能性は低い。現場に人が横たわっていると想定することは困難」とし「職員は車に相当強い衝撃を感じていたと推認できるが、ごみや木材、動物と認識し、人をひいたと認識していなかったと考えられる」と退けた。
事故直後、信号待ちで職員が車を降りて車体の損傷状況を確認したことについては「ごみなどをひいたと思っていた職員が念のため確認しようとしたと考えられる」とし、「衝突の認識まで否認する職員の弁解は信用できないと言えるが、未必的なものであっても、故意とは認められない」と述べた。+25
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長生村で2014年1月、千葉市消防局職員の男性=当時(29)=が車にひかれて死亡したひき逃げ事件で、道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われた同村職員男性(40)の判決公判が15日、千葉地裁で開かれ、楡井英夫裁判長は「人をひいたという認識はなかった」などとして無罪(求刑・懲役2年)を言い渡した。同公判で弁護側は「人をれき過したと認識することは未必的にも不可能」などと無罪を主張していた。 同公判では、職員が人をひいたとの認識があったかが争点。