ガールズちゃんねる
  • 124. 匿名 2017/08/08(火) 03:45:43 

    >>43

    あさきゆめみしは一部と二部に分かれてて、一部は主に光源氏が出家するまでを描いてて、二部では一部の最後で光源氏の正妻(女三宮)が不倫相手(柏木)との間に身ごもった男の子(薫)の物語を描いてる。

    一部のネタバレは、光源氏が自分の理想の女性にするために子どもの頃から面倒を見てきた紫の上が、光源氏が女三宮を正妻として迎え入れたことにショックを受けて気を病んで死去→そこでやっと紫の上の存在の大きさに気付くというもの。
    また、正妻である女三宮も不倫をしてて、自分以外の男との間に子どもを身籠り、このことは光源氏自身の恋愛遍歴の元凶である義理の母との不倫の末身篭らせてしまったことと繋がっており、光源氏が自分の犯した罪の深さに気付いて、その責任を死ぬまで背負っていく…というとこで終わってる。因果応報ってやつね。


    二部は、大君、中君、浮舟、という3人の女性がメインで出てくる。大君に惚れたり中君とええ感じになったりいろいろするけど、最後は大君に生き写しの浮舟に求婚する。でも浮舟はそれを拒み続け、最後は薫から逃れるため自殺しようと川に飛び込む。幸い、近くのお寺の人が倒れている浮舟を見つけて命は助かるけど、浮舟はそれを恥じ、また死に切れなかったことを後悔する。そしてまだまだ若くて美しいにもかかわらず出家という道を選び、本当の意味での心の自由を手に入れる…ってとこで終わる。

    二部は、女の人が自分らしく強く前を向いて生きていくということをうまく描いてると思ってる。

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