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1. 匿名 2017/07/13(木) 22:05:04
国は、全国の港に対して殺虫剤入りの餌を設置するなど駆除対策の強化を通達し、これを受けて富山県もおととい、コンテナ船が入る射水市の富山新港で殺虫剤入りの餌をおよそ200個設置しました。
「結局薬による、環境影響ですね。日本のアリや虫に対して影響してしまって、まだヒアリがいないうちにそれをやってしまうと、日本の生態系そのものを弱くしてしまって、かえってヒアリを入りやすくしてしまう。ヒアリに上陸するチャンスを与える可能性もあるということで」
むしろ逆効果だと指摘します。
環境省は13日、KNBの取材に対し、指摘を受けて、ヒアリがまだ見つかっていない港では、殺虫剤による駆除ではなく、捕獲に切り替えることを検討していると答えました。
空港には殺虫剤入り餌ではなく、捕獲キットを置くとしています。
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強い毒を持つヒアリが東京港でも100匹以上見つかったことが13日わかりました。 国は駆除対策を全国で強化していて、県内でも、11日、富山新港に殺虫剤入りの餌を設置しました。 しかし富山出身の外来生物の専門家が、こうした対策は生態系を崩して逆効果であると指摘し、国がヒアリ対策の変更を検討していることがKNBの取材でわかりました。 五箇さん「ヒアリも十分日本でも増える可能性はあるし、ここ北陸でも生きながらえる可能性はやっぱり捨てきれないということになりますよね。」 KNBのインタビューに答えたのは、国立環境研究所の室長、五箇公一さんです。