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1. 匿名 2017/05/18(木) 13:37:47
(一部抜粋)
保奈美は剛と話し合い、唯乃ちゃんを17歳の少女2人に預け、自分は風俗店で働いて生活費を稼ぐことにした。その結果、唯乃ちゃんは危険ドラッグとタバコの煙が充満する男女の部屋に置き去りにされることになった。
(略)
少女2人は育児が面倒になり、ストレス発散のため唯乃ちゃんに対する虐待をはじめた。危険ドラッグの勢いも加わって、それは凄惨なものとなった。
殴る蹴るの暴行を加える、顔を浴槽の水に沈める、口や鼻に指を突っ込む……。あまりの激しさから、唯乃ちゃんの呼吸が止まり、人工呼吸をして蘇生させたこともあった。
しかも、あろうことか、2人は虐待の様子を、まるで記念撮影するかのようにチェキ(インスタントカメラ)で撮影していたのだ。
(略)
風俗勤めをしていた少女が朝六時過ぎに帰ってきて、唯乃ちゃんが死んでいるのを発見した。その時に、部屋に居た少女はこう言ったらしい。
「やっと(あるいは、「ようやく」)死んだか」
さらに、その後、地元の男友達に「赤ちゃんを殺した」というような発言をしていたことが明らかになっている。
(略)
しかし、裁判では密室で起きた事件であるがゆえに、検察側は明確な証拠を十分にそろえることができなかった。そのため、裁判官が出した判決は以下だった。
「無罪」
法の上では唯乃ちゃんの死は、誰のせいでもない、とされて片付けられたのである。+53
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渋谷の道玄坂の通称「風俗ビル」で、生後3ヵ月の赤ちゃんが遺体となって見つかった。 2013年の11月1日のことである。 この赤ちゃんを死へと追いやったのは、風俗業界で働く3人の10代の女たちだ。だが、その3人は誰ひとりとして赤ちゃんの死の責任を問われなかった。