本当にそれ「おいしい」? 日本人の味覚が鈍化している理由
94コメント2017/05/12(金) 01:24
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1. 匿名 2017/05/11(木) 00:01:33
しかし、現代において世間で“おいしい”とされるものは偏っているというのだ。
特に現代人が「おいしい」と感じにくくなっているのは酸味と苦味だ。
「外食や惣菜ばかりで素材を購入する機会がない人は、まず酸味と苦味が苦手になっていきます。そうすると、さらに甘味や塩味など濃い味を求めるようになります」
「どうしても味覚というのは年齢ごとに鈍くなるんですよ。だから自分自身で味覚をブラッシュアップしていかないと、塩分糖分過多になりやすい。自分がおいしいと思えるものしか食べなくなって、ますます味覚が偏ってしまうんです」
■脂ののった霜降り肉は本当においしい?
過剰に脂ののった霜降り肉よりもA4ランクの肉のほうが本来の旨さがあるというものだ。
「メディアのコメンテーターも脂たっぷりの霜降り肉を食べて『お肉がとけちゃう』とか『飲めるこのお肉』とか、決まり文句のように言いますよね。でも、味の方向をひとつのベクトルに決めるのでなく、もっといろいろなおいしさがあるはずなんです。味覚を狭めるんじゃなくて広げようじゃないかと思うのです。」+145
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おいしい食べ物が世の中にはあふれている。しかし、それは本当に“おいしい”のだろうか。 トータルフードプロデューサーで『やせる味覚の作り方』の著者・小倉朋子(ともこ)さんは「人々の舌が鈍っている」と警告する。そして、それに起因して太りやすくなるというのだ。 「味覚障害の人も増えていると言われています。障害とまでいかなくても、いろいろな味をおいしいと思えなくなってきているのでは。特に、甘いかしょっぱいか、旨みだけを好むような傾向があると以前から感じます」味覚は「五味」と呼ばれる酸味、苦味、甘味、旨味、鹹味 (かんみ=塩辛い味)に分けられる。