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1. 匿名 2017/03/28(火) 16:43:57
どろんこ会が2016年4月に開設した「武蔵野どろんこ保育園」では、開園の際に都から設備の不備を指導されており、是正が求められていた。たとえば、事務所に薬品箱が設置されていない、2階の廊下に転落防止のためのさくが取り付けられていない、外階段への侵入防止のためのチェーンがかけられていないなど、指摘は全10項目にも及ぶ。
不備が指摘されても、すみやかに是正すればそれでいい。しかし、本部の対応はその場しのぎに終始している。
「お疲れ様です。武蔵野どろんこの指摘事項対応ですが、清瀬などの周辺保育室から医務室関連物品、及び稼動間仕切り(原文ママ、可動間仕切りの間違いと思われる)を借りて、武蔵野どろんこに運び、写真をとり、(個人名)さんからの是正報告書に追記しておいてください」
同日に送られた別の職員からのメールには、「是正を行った修正後の写真は22日(月)が東京都への最終期限となるようです。ここに間に合わなければ認可が受けられないとの事、宜しくお願い致します」ともある。こうした指示を受けた職員が写真を撮り、報告書が作成されたあと、物品類はもともとあった「周辺の保育室」に返却された。
↑不備を指摘された階段からの転落防止用「可動間仕切り」は、写真を撮るために周辺の保育室から借用された。その後、もとあった園に戻されたという
(中略)
法人側は、こうした問題をどう認識し、改善していこうと考えているのだろうか。筆者は、2日にわたって計4回電話で問い合わせたが、いずれも「広報担当者は席を外している」と取材には応じてもらえなかった。法人幹部からは、職員への一斉メールで、外部や保護者からの問い合わせに原則対応しないよう、指示が出ている。万全の体制で「取材拒否」を貫こうとしているようだ。
どろんこ会が掲げている理念に魅力を感じている保護者、そして日々を楽しく過ごしている園児たちが数多くいることも間違いない事実だ。その期待を裏切ることがないよう、誠実な説明と迅速な問題改善を期待したい。+1
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田植えや稲刈り、ヤギや鶏の世話を通して、自然にふれあい生命の大切さに気づく。食育活動では子どもたち自身がおだんごやケチャップなどを作っている――。ホームページを見ると、保護者が「わが子に経験させてやりたい」と思いながらも、都会生活ではなかなか味わえない活動の数々が、写真入りで紹介されている。 社会福祉法人どろんこ会(東京・渋谷区)。「にんげん力を育てる」を理念としてかかげ、東日本を中心に展開する50以上の保育施設をはじめ、関連法人を含めれば100近い事業所を運営している。従業員数は1515人(2017年3月1日現在)にのぼる、業界第4位の大手だ。2015年度ごろから事業規模を急拡大さ