ガールズちゃんねる
  • 1043. 匿名 2017/02/21(火) 14:29:30 

    能年はレプロへの不信感を強めていった。経験の浅いマネージャーが現場に出されることが多かった。現場マネージャーが次々に替わる上、移動の時にいない、先に帰ってしまう、画面に映り込んでしまう等トラブルが続出した。共演者やスタッフに能年が謝って回ることも少なくなかった。実はレプロにとって、『あまちゃん』の放送が始まった2013年4月は大きな転換期だった。業界では、レプロは社長の本間と、ナンバー2で本部長の本田真也が二人三脚でここまで大きくしたと見られている。営業力のある本田は、本間のプレッシャーで潰れかけた社員やタレントをフォローする役割を果たし、人望があった。だが、両雄はいつまでも並び立たない。本田は本間から、「お前がいると若手が育たない。タレントのマネジメントからは外れてくれ」と告げられ、子会社の『レプロアスター』社長に転じた。元々、レプロは毎年10人以上の社員を採用し、その多くが退職していく。だが、本田がレプロ本体から外れてからは、有能と見られてきた社員や中堅社員の退職が相次ぐようになった。本田の後任として本部長になった女性社員のNも、業界では「長谷川京子や新垣結衣を見出した」と評価の高い人物だったが、約1年で退任した。能年とレプロの亀裂が深まっていったのは、会社の混乱期でもあったのだ。

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