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  • 1. 匿名 2017/02/19(日) 15:39:09 

    毒カレー「林真須美」が無罪に? 京大教授が鑑定に異論 | デイリー新潮
    毒カレー「林真須美」が無罪に? 京大教授が鑑定に異論 | デイリー新潮www.dailyshincho.jp

    メディアを席巻した毒婦は今、大阪拘置所で“ある決定”を待っている。1998年7月、夏祭りで振舞われたカレーにヒ素が混入、67人の死傷者を出した「和歌山毒カレー事件」。死刑判決が確定している林真須美(55)は再審請求中で、結果如何では“地獄からの生還”もあり得るのだが――。


    判決の大きな根拠となったのは、東京理科大の中井泉教授(分析化学)によるヒ素の鑑定結果だった。

    「兵庫県佐用町の大型放射光施設『スプリング8』を用いた鑑定では、事件現場に残された紙コップに付着したヒ素と、真須美宅の台所の容器に保管されていたヒ素が同一物とされ、犯行の裏付けとなりました」(同)

    ■「砂糖を体重計で」

    が、弁護団の依頼でこの鑑定結果を分析し、補充書でその誤りを指摘した京大大学院の河合潤教授(材料工学)に聞くと、

    「11年の秋、初めてスプリング8を用いた鑑定書を見て、すぐにおかしいことに気づきました」

    具体的には、

    「同一の証拠資料を分析し、含まれている微量元素の濃度を『ピーク強度』で表したグラフが出てきます。ところが、同じものなのに、複数回の測定でSn(スズ)やSb(アンチモン)の強度が異なっている。実はスプリング8の分析とはこれほど大雑把で、例えれば料理の時、砂糖の重さを体重計で計るようなもの。誤差が大きく、事件の鑑定には不向きなのです」

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