今週の「べっぴんさん」【未来】

[290. 匿名]

栄輔はちょっとガツガツしすぎてるとは思うけど、
栄輔に桜の花びらが散って落ちてくるシーンが切なかった。

「三人で桜の花みような」ってすみれとさくらとした約束、
「桜が咲く頃に帰ります」という紀夫からの手紙の内容を栄輔も知ってるわけだから。

さくらが咲く頃には紀夫が戻り、すみれに降る雨がやんで
すみれの側で傘になってた自分の役割は終わる。

栄輔の心には
すみれが帰ってきた紀夫と一緒にいる幸せやさくらにお父さんが帰ってくることをこれで良かったんやという思いと
もしかしたら二人の側にずっと居られるかもしれないという自分の願い、幸せを手放すことへの切なさ
傘としての自分の役割が終わったことへの
どことない虚無感

いろんな思いがあったんじゃないかな。