虚言癖の人エピソード

[186. 匿名]

ゲストハウスで同じ時期に住んでた料理人の男
当時27歳くらい

英語堪能で外国人にもフレンドリー
ダンスをよく披露してた
幼い弟の為に仕送りしてる
二年まえのクリスマスに彼女が死んで以来恋が出来ない

そんな話　全部嘘だった

英語なんて「ｱｲﾑ　ｱｸﾄﾚｽ」なんて俳優と女優の違いすら言えず
ダンスも下手なロボットダンス

死んだ恋人の話しも嘘で　それで同情をかい
mixiでメンヘラ捕まえてホテルへGo!
ってのを繰り返してたらしい

同居人の二十歳の子をホテルに誘い半ば強引にホテルへ向かうも満室で「公園でもいいよ」なんて言ってたらしい
しかもそれを「お兄さん困ったよ～○○ちゃんにホテルに連れ込まれかけたよ」なんて相談してきた

なにが怖いって全部真に受けて信じてた自分の馬鹿さ加減

最後にあった時は「俺は海賊王になる！」なんて言い出してドン引きしたけど

世界中の恵まれない子供たちをさらって
海賊船で航海に繰り出し
俺はコック兼　船長だ！
と本人本気でした

言ってること全て本気っぽくてメルヘンの世界に住んでるみたいだった

俺はすごいんだよ！
俺は特別なんだよ！
って違う世界が見えてるようだった