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[279. 匿名]

こういうの大好き！

サンガ
山で暮らす民。戦前は日本各地にいたと言われている。山で魚を採ったりしながらテントを貼り移動しながら生きていた。所謂遊牧民が日本にも居たといわれています。
たまに里に降りて農具の修理などしていた。サンガの掟があり、結束が固く、仲間内で10代で結婚し離婚は許されなかった。
子供が出来ると山で産み、年長の女性が取り上げて川の水で産湯をつかわせていた。
学校には行かず文盲だったが、身体能力が高く、風のように山を移動した。
病気になっても里には降りず、乳ガンと思われる女性は自分で切り取ったと話してるのが残されています。

ただサンガは、戦前の小説家菊池寛の想像からなる作り話も多かったらしく、その存在自体どうなの？という説もあるようです。
山の民ではなく、被差別部落の人たちが、差別を逃れて山で暮らしていたのではないか、とか犯罪を犯したり、村八分になった者たちが寄り添っていきてたのでは？とか。
昭和の頃はまだ、もとサンガだった、という方のインタビューなど残されていますが…。