ギャップを感じた時

[38. 匿名]

コーヒー屋でバイトしていたとき、愛想が悪く、バイト仲間から嫌われていた一つ上の男の人がいた。

車椅子の常連さんがいたんだけど、本当はセルフだけどいつも席まで運んであげていた。
ある日その常連さんがコーヒーとホットドッグを注文して、いつも通り持っていこうとしたら、
その不愛想な男の人に「あのお客さん、手も少し不自由みたいだからケチャップかけてから持って行ってあげてくれる？」
と言われて、びっくりした。

それをきっかけに好きになるとかはなかったけど、忘れられない。